

気づかない間に進行していきます。
主な原因はプラークや歯石で、重度になると歯が抜け落ちてしまうこともあります。
症状が軽い場合は、歯石の除去や歯ブラシの練習などで改善されますが、
症状が重く歯石の付着が多い場合は、麻酔をして歯と歯肉の境目深くに入り込んだ歯石の除去が必要になります。
治療後も歯周病の進行を予防するためのアフターケアをきっちりと行い、4 ∼ 6 ヶ月後に定期健診を受けていただきます。











専門の器具を使って歯石や、細菌に感染した歯質を除去します。




個人差はありますが、内服薬を服用して3日から7日間くらいから歯周病菌が減少します。その上で口腔内の清掃や消毒を行うことで、歯周病が改善できます。




その生えたての永久歯虫歯から守ってくれるのがシーラントというものです。
シーラントは歯を削らずに歯の溝をコーティングするものです。
とても予防効果の高いものですので、お子さんにはぜひやってあげたいものです。

シーラントとは、奥歯の噛む面の溝にプラスチックを埋め込み、
その溝から出来る虫歯を予防する方法です。


6歳臼歯と呼ばれ、歯が生えてくる途中にも虫歯になりやすい歯だからです。 また、生えたばかりの歯は柔らかく虫歯になりやすいので、生えたての永久歯は早めの処置をオススメします。

STEP② シーラントが歯に付着しやすいように酸処理をして、水でよく洗い流し、風を当てて乾かします。
STEP③ シーラントを歯の溝に均一に流し込み、光照射器で固めます。


ですから、ものを強く噛んだり、歯ぎしりを行うと取れてしまうことがあります。 歯の溝から出来る虫歯を予防する事は出来ますが、歯と歯の間や歯と歯茎の間の虫歯予防は出来ません。
また、虫歯になり穴が開いてしまっている歯には、シーラントは出来ません。


細菌…虫歯の原因となるミュータンス菌は、ショ糖からネバネバした歯垢のもとを作り、 歯垢を蓄積させるので、酸がつくられやすくなります。
糖質…お菓子に含まれるショ糖は、虫歯の原因となるミュータンス菌により歯垢のもとに変わります。
歯質…歯の表面をおおうエナメル質や根面の象牙質(歯質)が、酸によって溶かされます。



歯と歯の間や噛み合わせ面の溝は、ハブラシの毛先が届きにくいため虫歯が発生しやすい箇所です。
歯の詰め物と歯の間の隙間に出来る虫歯。
詰め物の間や被せと歯の隙間には歯垢(プラーク)が溜まりやすく虫歯になりやすい傾向があります。
歯周病などにより歯ぐきが下がって露出した歯の根元(象牙質)に歯垢(プラーク)が付着する事で起こる虫歯。
象牙質はエナメル質より酸に弱く、虫歯になりやすい傾向があります。

子供の乳歯や、生えたばかりの永久歯の表面は酸に溶けやすく、虫歯の進行が早いという特徴があります。
一方、大人は一度治療した詰め物の隙間から虫歯が再発したり、歯ぐきが下がることで、歯の根元がむき出しになり、
そこから虫歯になることが考えられます。

口の中に食べ物が入ると、歯垢の中の細菌が食べ物の糖質を分解し酸を作り、歯の表面を酸性状態にします。
pHが5.5以下の酸性状態になると、歯の表面のエナメル質から、カルシウムやリンが溶け出していきます。
これを脱灰と言います。 歯垢中の糖質がなくなると、細菌は酸を作る事をやめ、唾液の働き(緩衝作用)によって、
pHが中性に戻ります。すると溶け出したカルシウムが再び歯に取り込まれます。
これが再石灰化です。





